研究助成

趣旨

我が国の大学その他の研究機関に勤務し、研究活動に従事する研究者に対して、工学のうち土木及び建築に関する独創的な研究について助成をし、併せて若手研究者の育成をはかり、我が国科学技術の発展に寄与しようとするものです。

選考

大学院工学研究科(土木工学、建築学、環境工学等)をおく国公私の大学や高等専門学校に周知方を依頼すると同時に、「土木学会誌」への募集(例年9月号)掲載や(一社)日本建築学会HPにリンク掲載して周知しています。

応募については、当財団におかれている選考委員会において

  1. 主題の設定、研究方法について、発想が独創的であり、研究内容の今後の展開が期待されること。
  2. 研究計画が十分具体的に検討されており、その実現性及び成果について期待がもてること。
  3. その研究への助成が、当該主題に関する研究、又は研究体制の今後の発展の契機として貢献出来る可能性があること。
  4. 当財団の助成対象としてふさわしいものであること。

などの視点から、2段階審査を行い、選考委員会において予算を勘案しながら候補者を選定し、これを受けて理事会が助成対象者を決定しています。

募集要項及び応募用紙

2019年度の助成研究課題の募集期間は、2018年9月3日(月)~2018年10月12日(金)までです。

2019年度、前田記念工学振興財団研究助成申請書ならびに研究助成募集要項等はこちらの貼付ファイルを使用・閲覧ください。

研究助成者一覧

平成30年度

土木分野

  • 松本 親樹産業技術総合研究所
    産業廃棄物である石炭燃焼灰を用いた法面の酸性土壌問題への対策:金属溶出、土壌侵食、植物生育への影響
    (助成額100万円)
  • 直井 誠京都大学
    微小破壊計測に基づく掘削由来の岩盤損傷過程の理解と山はね退避基準作成
    (助成額100万円)
  • 菊本 統横浜国立大学
    海底下1000mの海洋プレート岩盤の異方性の特定
    (助成額100万円)
  • 吉岡 有美鳥取大学
    マルチトレーサーおよびモデリング手法による濁水流下現象が扇状地の地下水位に与える影響評価
    (助成額100万円)
  • 伊藤 歩岩手大学
    Fe(VI)酸塩を用いた土壌中亜ヒ酸の新規不溶化手法の開発
    (助成額100万円)
  • 欒 堯埼玉大学
    バチルス菌を用いた補修材によるASRひび割れの補修に関する研究
    (助成額100万円)
  • 高橋 佑弥東京大学
    空隙・ひび割れ中の混相挙動に基づいたコンクリート構造のアルカリ骨材反応-凍害複合劣化評価
    (助成額100万円)
  • 須田 裕哉琉球大学
    ベーストチップによる環境履歴を受けたコンクリートの部位・部材毎の品質評価手法の開発
    (助成額100万円)
  • 榎本 忠夫茨城大学
    道路盛土の法尻部に着目した新しい耐震補強工の開発
    (助成額100万円)
  • 渡辺 亮一福岡大学
    フルボ酸鉄シリカによるアサリ生息場再生に向けた実証研究
    (助成額100万円)
  • 米津 明生中央大学
    長期使用中における高分子水処理膜の劣化モニタリング技術の基礎研究
    (助成額100万円)
  • 中谷 祐介大阪大学
    都市感潮河川網における合流式下水由来スカムの動態に関する研究
    (助成額100万円)
  • 福山 智子立命館大学
    インフラ構造物へのセンサ利用を指向したカーボンナノチューブ混和コンクリートの電気化学的特性の把握とカーボンナノチューブ使用量低減に関する研究
    (助成額100万円)

計13件 助成額計 1,300万円

建築分野

  • 村本 真京都工芸繊維大学
    土壁が主な耐力要素となる伝統木造建築のためのシミュレーション技術の開発
    (助成額100万円)
  • 海野 聡奈良文化財研究所
    古代建築の屋根架構システムの日中比較
    (助成額100万円)
  • 林 和宏豊橋技術科学大学
    センシング技術に基づく極大地震被災建物杭部材の健全度評価および継続使用可否判定支援システムの構築
    (助成額100万円)
  • 藤田 慎之輔北九州市立大学
    地盤の不確定性を考慮した基礎杭の設計支援ツールの開発
    (助成額100万円)
  • 松川 寿也長岡技術科学大学
    空家の利活用を目的とした市街化調整区域の建築制限緩和に関する基礎的研究
    (助成額100万円)
  • 吉野 裕貴仙台高等専門学校
    ブレース型ダンパーが取り付く鋼構造骨組みにおけるH形鋼梁の横座屈に対する非構造部材の必要補剛性能
    (助成額100万円)
  • 市川 紘司明治大学
    戦後台湾の建築における日本植民地経験の影響ー本省人建築家・陳仁和のRC造による木造擬態表現に注目してー
    (助成額100万円)
  • 大風 翼東京工業大学
    ラージ・エディ・シミュレーションによる高層建物周辺の突風特性に関する研究
    (助成額100万円)
  • 五十嵐 豪東北大学
    高炉スラグ微粉末を大量に用いた高性能コンクリートの開発
    (助成額100万円)
  • 菅野 秀人秋田県立大学
    全体曲げ変形挙動に着目した超高層建築物のセミアクティブ地震応答制御
    (助成額100万円)
  • 佃 悠東北大学
    滞在型図書館空間に対応した新たな評価方法の創出に関する研究
    (助成額100万円)
  • 多幾山 法子首都大学東京
    アラミド繊維シート補強された木造柱脚接合部の変形性能向上と地震時最大層間変形角の簡易測定
    (助成額100万円)

計12件 助成額計 1,200万円

計25件 助成額計 2,500万円

応募状況と助成実績

区分 応募件数 助成件数 採択率 助成額計
H5~22年度 1,507件 286件 19.0% 31,513万円
H23年度 98件 20件 20.4% 1,999万円
H24年度 88件 19件 21.6% 1,893万円
H25年度 64件 20件 31.3% 1,990万円
H26年度 76件 20件 26.3% 2,000万円
H27年度 61件 18件 29.5% 1,780万円
H28年度 114件 23件 20.2% 2,300万円
H29年度 91件 22件 24.2% 2,190万円
H30年度 78件 25件 32.1% 2,500万円

応募件数計 2,177件 助成件数計 453件
採択率平均 20.8% 助成額計 48,165万円

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